
ワイナリー概要
ウィラメット・ヴァレー・ヴィンヤーズの"芽"は、1983年の創業よりずっと前に芽吹いていました。創業者ジム・ベルノーの父は、禁酒法以降のオレゴン州で最初のワイナリーライセンス取得を手助けした弁護士。その父が夕食時にカリフォルニアのワインメーカー、リチャード・ソマーのワインを少しずつ味見させてくれたことが、ジムのワイン造りへの道を照らしました。
ジムの" 初めてのワイン造り"は10歳のとき。母の冷凍コンコードグレープジュースをこっそり使い、百科事典で発酵の仕組みを学びながら、遊び半分で醸造を試みたのが始まりでした。
1983年、カリフォルニアから移住してきたワインメーカーたちの後押しを受け、ジムはセーラム・ヒルズの古いプラム農園を開墾。スコッチブルームやブラックベリーの茂みに覆われた土地を切り開き、ピノ・ノワールの苗を植えました。灌漑設備を整える余裕はなく、17本のホースをつなぎ、手作業で水を与えながら 苗木を育て上げました。
こだわり
ウィラメット・ヴァレー・ヴィンヤーズは、オレゴンのワイン界のパイオニアたち と協力しながら成長を続けてきました。
1973年創業 のトゥアラティン・ヴィンヤーズとの統合
1983年設立 のエルトン・ヴィンヤードとの提携
2015年植樹 のロエザ・ヴィンヤード の開発
創業以来、環境への配慮はワイン造りの重要な理念のひとつであり、環境に優しい農法を実践し、「LIVE(Low Input Viticulture and Enology)」プログラムの創設 にも関わりました。
生産者メッセージ
現在約500エーカーの自社畑を手作業で丁寧に管理し、すべての樽熟成ピノ・ノワールを自社栽培のブドウから醸造しています。
ワイン愛好家と力を合わせ、世界に誇るワインを生み出すというビジョンを実現し、26,000人以上のオーナー(NASDAQ: WVVI & WVVIP)が参加し、我々のワイン造りを支えています。
